施工実績
achievement

2017年度のクローズアップ施工実績

多賀城市末の松山浄水場(宮城県)

今回の現場は 多賀城市末の松山浄水場の防水改修工事をご紹介いたします。
防水性はもちろんですが、定期点検等で人や台車等が頻繁に防水層の上にあがる事を考慮し耐摩耗性・耐久性が優れ、表面強度もある『サラセーヌタフガイAV-A45Tフッ素工法』を施工いたしました。

今回の施工ポイント
既存下地の亀裂・劣化を保護し、防水性・耐久性を向上させるのが一番の課題でした。今回、『サラセーヌタフガイ工法』を選定いただいた理由は、耐摩耗性・耐久性が優れている事や表面強度があるので、長期に渡り建物を保護できる工法であったことです。また、フッ素樹脂系保護仕上材を使用する事で耐薬品性にも優れていることも選定理由だったようです。
  • 1下地状況下地状況防水施工前の下地状況になります。全面的に経年劣化の影響が見受けられました。
  • 2接着剤塗布・通気シート敷設接着剤塗布・通気シート敷設接着剤塗布後、通気シートを敷設します。通気シートを敷設する事で下地の水分を逃がし、防水層のフクレを防止する効果があります。また、建物の挙動にも追従する事が出来るので、防水層の破断防止効果もあります。
  • 3防水材塗布防水材塗布通気シートの上から、防水材を塗布します。孔あきタイプの通気シートなので、防水材が下地と部分密着する事により、優れた接着性を発揮します。
  • 4高強度形防水材塗布高強度形防水材塗布防水材硬化後、高強度形防水材を塗布していきます。立上り部・架台部の密着工法で施工する箇所は通常、補強用クロスを防水層の間に敷設しますが、サラセーヌタフガイ工法であれば補強用クロスを省略しても、十分な強度が確保できます。
    ※ 公共建築標準仕様(X-2工法) と比較し、同等以上の強度を確保する事ができます。(当社比)
  • 5保護仕上材塗布保護仕上材塗布高強度形防水材硬化後、抜群の耐候性・耐久性があるフッ素樹脂系保護仕上材を塗布します。フッ素樹脂系保護仕上材は紫外線から長期に渡り防水層を保護し、建物の長寿命化を図る事ができます。また、アルカリ性・酸性などの化学薬品や各種溶剤に対しても優れた耐薬品性を持っているので、塩害に悩む海岸部や化学工場地帯などにも、安心してご使用できる保護仕上材となります。
  • 6完成完成
施工者の声
既存下地の劣化部・不陸等は平滑に補修をしてからウレタン防水を施工し、塗膜防水の長所である、美観性に優れたシームレスな仕上がりになるよう意識しました。

施工実績

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