防水仕様:環境対応型(特化則非該当)通気緩衝工法、サラセーヌAV-EZ50TWフッ素工法
施工面積:1,825㎡
今回は、環境対応型(特化則非該当)通気緩衝工法で施工した某現場の屋上防水改修工事をご紹介いたします。
防水性はもちろんですが、常に居住者がいる事を考慮し、臭気の少ない環境対応型(特化則非該当)超高耐候水性保護仕上げウレタン塗膜防水システム「サラセーヌ AV-EZ50TWフッ素工法」で施工を行うことになりました。
AV工法は、通気効果と緩衝効果を併せ持つ孔あきタイプの通気緩衝シート「サラセーヌAVシートブルー」を用いて、防水層を部分密着させることで、密着耐久性に優れた防水層を実現する工法です。
既存防水層の劣化を保護し、耐久性を向上させることが、一番の課題でした。
今回、『サラセーヌ通気緩衝 AV-EZ50TWフッ素工法』を選定いただいた理由は、臭気が少なく階下に居住者がいる中でも安心して施工出来ること、下地の水分を逃がし防水層のフクレを防止する効果があること、孔あきタイプの通気シートは、下地と防水材が点接着する為、優れた接着性を有しているので、長期に渡り、建物を保護できる工法であったことです。
また、アクリルウレタン系保護仕上材は、原則として5年ごとに塗り替えが必要ですが、超高耐候性保護仕上材は10年間塗替え不要なので、環境への負荷を抑えるとともに、ライフサイクルコストを大幅にダウンできることも採用いただいたポイントでした。