施工実績
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某現場屋上

防水仕様:環境対応型(特化則非該当)通気緩衝工法、サラセーヌAV-EZ50TWフッ素工法
施工面積:1,825㎡
今回は、環境対応型(特化則非該当)通気緩衝工法で施工した某現場の屋上防水改修工事をご紹介いたします。
防水性はもちろんですが、常に居住者がいる事を考慮し、臭気の少ない環境対応型(特化則非該当)超高耐候水性保護仕上げウレタン塗膜防水システム「サラセーヌ AV-EZ50TWフッ素工法」で施工を行うことになりました。
AV工法は、通気効果と緩衝効果を併せ持つ孔あきタイプの通気緩衝シート「サラセーヌAVシートブルー」を用いて、防水層を部分密着させることで、密着耐久性に優れた防水層を実現する工法です。

今回の施工ポイント

既存防水層の劣化を保護し、耐久性を向上させることが、一番の課題でした。
今回、『サラセーヌ通気緩衝 AV-EZ50TWフッ素工法』を選定いただいた理由は、臭気が少なく階下に居住者がいる中でも安心して施工出来ること、下地の水分を逃がし防水層のフクレを防止する効果があること、孔あきタイプの通気シートは、下地と防水材が点接着する為、優れた接着性を有しているので、長期に渡り、建物を保護できる工法であったことです。

また、アクリルウレタン系保護仕上材は、原則として5年ごとに塗り替えが必要ですが、超高耐候性保護仕上材は10年間塗替え不要なので、環境への負荷を抑えるとともに、ライフサイクルコストを大幅にダウンできることも採用いただいたポイントでした。

  • 1下地状況下地状況既存目地を撤去・打替え後、下地調整を行いました。
  • 2接着剤塗布・
    通気シート敷設
    接着剤塗布・通気シート敷設環境対応型接着剤塗布後、通気シートを敷設します。通気シートを敷設する事で下地の水分を逃がし、防水層のフクレを防止する効果があります。また、建物の挙動にも追従する事が出来るので、防水層の破断防止効果もあります。
  • 3シート目止め用
    防水材塗布
    防水材塗布通気シートの上から、環境対応型目止め材を塗布します。孔あきタイプの通気シートなので、防水材が下地と部分密着する事により、優れた接着性を発揮します。
  • 4防水材塗布高強度形防水材塗布シート目止め材硬化後、環境対応型防水材を塗布していきます。立上り部・架台部の密着工法で施工する箇所は、均一な膜厚を確保する為に補強用クロスを防水層の間に敷設し、環境対応型立上り用防水材を塗布します。
  • 5保護仕上材塗布保護仕上材塗布防水材硬化後、超高耐候性水性保護仕上材を塗布します。保護仕上材は防水層を紫外線から保護する重要な役割を担っております。
  • 6完成完成
施工者の声
臭気が少ない材料だったので、施工する側も環境面で安心して施工でき、塗膜防水の長所である、複雑な形状でも美観性に優れたシームレスな仕上がりに納めることができました。

施工実績

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