防水の改修仕様は、経済性（コスト）、性能（保証）等多くの課題を十分検討して提案しなければなりません。われわれサラセーヌ工業会会員は、現場・建物等の種別・用途に合わせた最適な工法を提案し、お客様にご満足いただける工事の提供をお約束します。
盆あけに乗り込み暑い中の施工になりましたが、予期せぬ雨続きとなり、行く度に水拭きをしなくてはならなかったのが一番大変でした。究極は水拭きが終わり、施工し始めようとしたら雨が降ってきた事です。
エレベーターを借用しての荷上げとなるため、搬入が行いやすいウレタン塗膜防水を採用しました。
既存防水はウレタン防水密着工法でしたが、伸縮目地上の破断や水膨れ等が確認できた為、部分撤去後に通気緩衝工法で施工致しました。きれいな仕上りとなり、施主様にも喜んで頂けました。
材料が、若干硬く感じました。気温が高かった影響もあるのか、汎用の防水材よりも硬化が早く感じたと同時に、ダレずらい感じがした。
施工が、短期・短時間で可能でした。
本物件は、駐車場を区画しながらの施工で、スプレーの飛散による災害防止に大変気をつかいました。
施工では、既在塗膜撤去後の下地の乾燥養生で大変苦労しましたが、トラブルなどなく工期短縮で完了しました。
この現場は、既存がアスファルトで、機械固定の下地をつくるのに苦労しました。
防水の急所になるような所をしっかり施工し、仕上げもきれいに出来ました。役所の方にも大変喜んで頂き、良かったです。
この現場には、十分な材料攪拌作業スペースも廃材置き場もなく、本来なら、屋上までの動線もエレベーターを使用するものでした。材料の荷上げや空缶潰しもかなり手間がかかってしまう予定でした。
そこで、今回はウレタン圧送UNマシンシステムを採用させて頂きました。高品質で施工効率アップ、廃材減少を達成できました。お客様に満足を頂けるものを提供できたと思っています。次の現場が楽しみです。
ルーフテラス外部は既存露出アスファルト防水の状態が悪かったため、既存防水層を撤去し、ウレタン塗膜防水外断熱・機械的固定AIM工法を施工しました。
施工期間は台風の時期とも重なりましたが、慎重に作業を進めたため無事完工できました。
また、ルーフテラスに施工した通気緩衝AV工法との取り合いもシームレスで綺麗に仕上がり、屋根全体に一体化した防水層を形成することができました。
