防水の改修仕様は、経済性(コスト)、性能(保証)等多くの課題を十分検討して提案しなければなりません。われわれサラセーヌ工業会会員は、現場・建物等の種別・用途に合わせた最適な工法を提案し、お客様にご満足いただける工事の提供をお約束します。
既存塩ビシート防水に対して、専用プライマー「サンPC-FV」を使用して、QV工法を施工しました。立上りの塩ビシートも付着性が良好だった為、撤去せずに、サラセーヌタフガイ工法で施工しました。補強用クロスを省くことができ、効率の良い施工を行うことが出来ました。また機会があればぜひ採用したいと思います。
年明け早々大雪が降った後の乗り込みで、2日間の除雪作業から入りました。除雪作業の影響で、引き渡しに間に合うか不安でしたが、UNマシン(ウレタン流し延べ機械圧送システム)を採用しており、大幅な工期短縮ができた為、無事、工期内に終える事ができました。
施主様もUNマシンでの施工を初めて見たため、施工効率の良さに大変驚いていました。ウィルサイン(屋上防水ヘリサインシステム)も一部採用しており、手が悴む中での作業だった為、ズレないよう貼り方に気を付けながら、作業しました。
既存アスファルト防水押えコンクリート仕上げに、サラセーヌ通気緩衝AV工法を採用させていただきました。介護施設ということもあり、臭気や騒音などに細心の注意を払いました。仕上がりも良く、お客様に大変喜んでいただけて良かったです。
密集した住宅地だった為、リムスプレー吹付け時の飛散対策を念入りに行いました。足場屋さんの協力により、足場高さを1m程度伸ばしてもらい、親綱ロープとメッシュで天井を作り、無事に飛散なく吹付けが完了しました。住宅密集地でも工夫すれば、リムスプレーが施工できることを立証できたので、元請様からの評価も良かったです。
当現場は、リムスプレーMR-RR20CRサーモで防水改修を行いました。現場の近くに海があった為、施工時は風の影響でスプレーが飛散しないようにするのに苦労しましたが、無事お客様に引き渡しすることが出来ました。
8月上旬から9月末にかけて施工を致しましたが、予報にない雨が降ったり、突然台風が発生したりと、厳しい環境での施工となりました。降雨による影響を危惧し、下地の水分管理に気を付けながら施工を行い、無事にきれいに仕上げる事が出来ました。
プール工法は、ラインを含めると6工程です。また防滑性が必要な箇所にはトップコートにゴムチップを混入した塗り分け等あり、各工程の段取りで苦労しました。また冬工事だったので、校庭からの砂ぼこり、枯葉対策養生しながらの作業で、最終仕上げのクリアトップ塗布まで気の抜けない現場でした。
施工後の外観は、鮮明なラインがプール全体を引き締めてくれ美しく、良い出来栄えだと自負しております。
ステンレス製金属板プールにFRP防水が施工されていました。FRP防水層が下地に密着しておらず膨れが発生していましたので、既存FRP防水を撤去し、金属板表面を機械研磨にて目荒しを入念に行いました。
地下プールであった為、臭気対策としてプールサイドから全面にビニール養生を行い、超速硬化スプレーにて施工しました。